工場への木材搬入から丁度!一カ月。
ほんと楽しい一カ月でした。
ほぼ完成!あと照明設置と建具設置のみ。
 
建築という内部空間をつくるのとはまた違う。外部の庭の塀工事。
住宅ともまた違う、観光参拝が主の京都の寺院の中心の庭の塀。
現場のお付き合い!ありがとうございました。

 
庭の塀というのは、パブリック(公共)とプライベート(私有地)を隔てる境、
つまり境界線という意味合いが強いのですが、今回のコンセプトは。
公共(外)と私有地(内)の境界を曖昧にしたいという気持ちがあります。

昨年の台風により、
強い南風を塀の前面で受けたことによって倒壊してしまった教訓からも、
どう風を通すか、境界を曖昧にするか、外部であることによる腐食から防衛するか、
そして常に美しく。それらを満たすことが課題でした。
 
木材は水に強いベスト3に入る、
青森檜葉(ひば)と木曽椹(さわら)の無地(無節)を使わせていただき。

地面から柱ごとに30mm浮かすことによって
土台は地面に触れることなく存在することができました。
そして基礎が実は存在しているのですが、完全地中に埋めることが出来て
アンカーボルト600mm設置することにより、石職人さんたちによる石場建ての
石組みをアンカーボルトを隠すように設置できました。
 
そして。シークエンス(時間軸による視点の移動)により映画のスクリーンの如く、
塀の向こうの庭の風景が断片的に移ろう様は、何か何があるのだろ?
という気持ちになるよう意図しています。パースペクティブ(視野)の角度からも
板を90度ふったこと、
@尺一寸に連続配置することにより斜めの視野からは中は見えません。
 
敢えて主になることを目立たせるではなく。
隠し裏地や目に見えないところに気持ちを込める。
なんか日本的でいいなぁと。笑、
 
どよよーん・・と淀んでいた、旧庭の佇まいが、
新規!気持ちを込めることで別の場に昇華できたような気がします。
有り難い実体験をさせていただきました。

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