無節(無地)の「青森桧葉(ひば)」の軸組、お見事!
今日は日曜日の御茶会の隣のお寺。
 
基本、日本の木造建築の世界において節が多くなればなるほど
等級(グレード)が下がる。それが良い悪いではなく、なるほど。
無節の木材って確かに美しい。
いつも節をいっぱい見慣れているのでとても新鮮!

 
杉や桧で節の多さで耐久性が劣るのでは全くない。
が、見た目の美しさを求めて、何十年も林業家が枝打ちをしながら(節は枝の証)
育ててくる木材は確かに手間暇が多くかかってるので値段も当然高価になる。
林業家の気持ちも入るので良い気も放つ。
 
軸組を全て4寸角の「青森桧葉(ひば)」で造作させていただいた。
前面に貼る板も4寸×4分の「木曽椹(さわら)」
土台を浮かす堅板は「能登欅(けやき)」
この三種の木材で大工さんに刻んでもいただき、週始めから建前(棟上げ)をした。
 
木材は金沢のお世話になっている(株)ムラモトの会長さん(齢90代)に
気取りをしていただいた。
若狭まで運び仕上げ、若狭の大工さんに現場に来ていただいている。
解体工事と基礎工事は京都の工務店さん+庭師さん+大工さん。
石組は静岡県沼津から友人の石専門の会社。
小さな小さな現場で直ぐ終わるが、さて!ほんとこれからが楽しみ。
 
株式会社ムラモト
http://muramoto-sp.com

 
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