パロス島からの船が一時間遅れたのだけど、なんとか目的のサントリーニ島に夕刻に間に合った。
 

ま、しばらく滞在するのでいつものように次の街!にはならないので明日もあるんだけど、
それでも毎日天気とも限らない。
 

時間は有限である。
 

そう感じるようになったのは40代に入ってからだ。
それまでは時間は無限にあって永遠に続くと思っていた。
15年前に身内の死を経験して以来、この世とあの世の仕組みが知りたくなり、
人の心から来る意識や思考について深く知りたくて更に掘り深め、今ではほぼ理解している。
 

23年前、大学卒業と同時に始まった世界旅の辿り着いた地がここサントリーニ島だ。
わざわざアメリカ・カナダ回りでやって来た。だからか、えらく遠い果てに来た感があった。
そしてここで、やっぱり僕は建築家になろうと決めた。
 

これまでの20年ほんと建築に時間を捧げて来たと思う。
プライベートを犠牲にしてまでも続けて来なければ、
一瞬で現実とかいう風に吹き飛ばされるのではないかと怖かった。

自信はあるが不安もあった。
これこそ陰陽一体なんだと今は分かるが、その時は続けることに必死だった。
 

それも半年前に卒業だ。
あっさりそう思うことができて、まさに今、春のはじまりの時にある。
 

原点回帰。
 

その気持ちで今度は東の空と海からやって来た。
次はじめることも建築のことだけど、
個人住宅や個人店舗の設計ご依頼の仕事は申し訳ないが僕の役目ではなく、
よっぽどワクワクする仕事以外は二度とお請けするつもりはない。

これからの主はもっと大きな建築業界のこと世の中の仕組みの改革についてが中心になる。
革命に近いかな?笑、
 

誰かが得して誰かが損する。欲のごり押しが得してお人好しが損する。
みんな良しのみんなで幸せになる世界を目指して来たけれど、
個人相手は個人の資質の影響が大きい。話しても理解できない人を説得する時間がムダでしかなく、
説得は相手を変えようとする行為なので、それこそ僕のエゴだ。

だったらわざわざそこに行かなくても、
既に資質もありマインドが出来ている人たちと実現していけばいい。

結局、何の信仰か?お客様は神さま的な、
お金を払う側が強いみたいな世界にはまったく興味はない。
 

とにかく一人ではできないので自然と人も引き寄せられカタチになってゆく気がしている。
 

根拠はないが自信はある。
23年前と同じ気持ちは今も昔も変わらない。

 

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