2017年始まり。
大雪の京の街、左京区聖護院の離れの茶室、玄静会の初釜の刻。
思い返せば2014年秋の大原実光院の茶室、離覚庵の縁からはじまる。
撮影担当として関わらせていただいた茶道の世界。
ずっと気にはなっていたのだけど、きっかけが無く。
かといってこじ開けることもなかった世界。
ただただ、ながれに委ねる。
意図しないということを意図する。
その力の抜けた感が現実の世界をつくり出すことを知るがゆえに委ねる。
数日、数ヶ月、数年先の未来がどうなっているか予想できない。
様々な縁、様々な響きあい、頭で考える通りにいくわけもなく、
想像を越えた結果に自然にながれゆき現れるところがまた、いとおかし。
生きるっておもしろい。
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