長年自分が代表の建築設計事務所にいるとあまり見えてこない
「建築設計事務所の在り方」について。
 
自分のところではなく他の建築設計事務所の図面を元に
工事を担当している監督さんと話をしていると、
改めて初心に戻る気持ちになる。
 
建築設計業界全体に言えることなんだけど、
なぜか妙に偉そうだったり、
工事関係者や時には施主に対しても完全目線が上からの方がいたり、
施主や職人を教育する!なんて言葉に強烈な違和感を抱いたりもした。
あなたは何さま?って笑。
そんな人ほど「仕事がない」と口癖のように言っている人が多いのも
現実が現れた当然の結果でしかない。
 
反面教師という言葉がある通り。
自分がキャリアを積んでも、
そうは成らないでおこうと基準を有り難く学ばせていただき。

独立が早かったので20代半ばそこそこで実績もなく現場もまわりは
歳上の先輩ばかりだったこともあったことも幸いに謙虚に感謝の気持ちで
接しないと弾き飛ばされてしまう世界にいた。
 
ま。本来の性質もあるとは思うのだけど有り難く実績を積み上げることが
できたのかなと今は思う。
そんなのが当たり前に染み付いているからこそ、
工事をしていただく職人さんたちや施主さん関わるたくさんの人たちを
上から見下げるということはまったくない。
かと言って下から見上げることもない。
 
みんな良しの着地をするために。
みんな平等であり調和を目指す。

プロ意識を持った中に楽しさを見出してこそ仕事は楽しい。
それに異を唱える人もいるけど正しいか間違っているかなんてどっちでも良いことであり
僕はそうなのだ、ただそれだけで良い。と先に言っておく。
 
施主であれ「客は神様的な発言」を押してくると黙ってはいない。
それだけみんな良しの調和は尊いものなのだ。
 
元に戻ると久しぶりに聞いた設計事務所の目線が上からの現場担当の監督さん。
あまり我慢しないで筋はしっかり通した方が良いと思う。
請けてしまった責任もあるけれど筋の違うことは違うとはっきり言ってあげるのも相手のためだ。

どんな世界でも言えることだけど目線が上からしか見れないのは実はできない証だったりする
とても恥ずかしいこと。できる人は謙虚と感謝を一瞬たりとも忘れない。

普段は温厚で大人しい人でも筋が違う理不尽な責任を押し付けられるのであれば、
お灸を据えてあげる意味でも切れて笑。あげるのも時には必要かと思う。
 
僕なんかは筋が違うと自分でもおそろしいくらいにスイッチが入ることは時々ある。
生来の負けず嫌いに火がつくとまず負けることはない。
なにもなければ普段は大人しいですけどね☆。
 
写真はあまり関係ないような自分の文房具たち。
長年つかっている100円のペンと鉛筆や200円の色鉛筆たち。
仕入れもほとんどなく、これだけで建築の設計の仕事ができるって有難いことだなと思う。
ありがたい。ありがとうございます。

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