ここ数日響いている言の葉。
お会いする方、お会いする方、共通のシンクロニシティ。

「丁寧」

今、必要とする言葉をちゃんと現せてもらえるみたいです。
おもしろいなと思いながら、じっくり見つめ直してみたり。


辞書で調べてみた。

「丁寧は金属製の楽器の名に由来する。
昔、中国の軍隊で警戒や注意を知らせるために鳴らす楽器を
"丁寧"といった。そこから心細やかに注意深くすることを"丁寧 "と
言うようになり、細やかな点にまで注意が行き届いていることや礼儀正しく
手厚いことも意味するようになった。言動が礼儀正しく配慮が行き届いていること」

だ、そうだ。

果たしていったい自分はどれだけ丁寧に生きているだろう。
そんなことを改めて見つめ直すことってあまりなかったように思う。

目の前の人にで、あったり
関わる仕事にで、あったり
それは自分にで、あったり

つまり向き合うすべてに対して、どれだけ‥。

生きる上でとても大切なことなのに日々のあれやこれやで忙しくなって
「丁寧」をどこかに置き忘れて、
なんとなく生きるようなことが現代人は多いような氣がする。

ITや携帯電話もなかった時代から考えてみると、
今はすべてがそろい世界中どこへ行ってもWi-Fi経由で無料で高速回線が
つながり時差を越えて仕事ができてしまう時代になった。

にも関わらず時間に追われ、
時間ができるどころか時間に追われる暮らしを自身もしていた。

そう「していた」。

今はちょっと違う。
時間をつくり、じっくりこれからと丁寧に向き合っている。

そしてすべてに対して「丁寧」に。
接する謙虚さ、真摯さ、しっかりかみしめて再び歩いていこう。

目の前の人にで、あったり
関わる仕事にで、あったり
それは自分にで、あったり

すべてに対して。
そう心に深く刻む‥。


PHOTO「能登半島の金色の海原‥。」

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