実在する場を
つくりあげることで生まれる時と縁。

不思議でほんとにおもしろい。
自分が意識して行動に移さなかったら何も変わらなかったかもしれない。

そして一歩を踏み出すことで確かに変化した今。
良いことばかりではなかったけれど、それもすべて自身を知るための必要だったこと。
ぜんぶが必然なのだ。

そして長い月日をかけて出来上がった場に立ってみると。
明らかに氣が変わっている実感があり
やっぱり見えなかったけれど行動に移してほんと良かった。
そう今しっかり思えます。

意図するのではなく。
意図しないということを意図するとでも云いましょうか。

言葉にしてみるとこんな感じ。
行動におこす。
なんでもそうなのだろうけれど結果は想い描いた枠の外にいってしまうもの。
きっと予想していない結果の別の流れが生まれることの方が多いように思う。

思考を手放す。

つまり考えすぎてレールを敷き過ぎてしまうと、それ通りにはならないもの。
それは純粋だった気持ちがいつの頃からか「しなければならない」という執着に変化して
大きなながれの歯車が噛み合なくなって違う方向の風が吹いてしまうから。
そしてそちらへとお見事☆とばかりに簡単に飛ばされてしまう‥。

大切なことは純粋な気持ちで想像したことがはっきり見えたら
それを一旦手放すことにある。そう僕は思っている。
ふわふわふくらんだ〜キラキラっ☆の気持ちの風船を空に放つ感じ。

手放すことでそうなっていかなくなるのではなく。
信頼された気持ちは微妙に変化しながらもほどよい距離を保ちながらもくっついてくる。
そして予想していない新しい風が吹いてくれるものだ。

吹く風は同じ方向だから、そうそう劇的に変わることはない。
きっとこのほどよい距離が大切なのだ。

建築の仕事はまさにそんな中でやっています。
もちろん施主さんが求めてくださっている良い目標は設定します(設計というカタチで)
ですが現場を進めていくうちに変化していく(良い方へ)ことも受け入れ吸収していく
柔軟さを持てるかどうかかもしれない。

一つにだけに拘ってしまうと突然すべてがダメになってしまったり
話しが終わってしまうことはよくあること。

向かう目標がはっきり見えたら手放す。
そして結果をたのしむ。そんな心の余裕とでも云いましょうか、ま、いっか♬。
お気楽な気持ちと柔軟さがあれば、天は放っときませんよ。

たのしも ♬。

下鴨亭夜

下鴨亭

ここ下鴨亭という場が生まれ9年の月日が経ちました。
懐かしいあの頃、京都に再びアトリエをかまえようと。
せっかくならば、京町家をアトリエにしたい!と、あれこれ探してた頃。

これも縁ですね。
町家専門で不動産やさんをされているエステイト信さんと出会うことになり

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/est-shin/

大学時代を過ごした「左京区」に再び住みたい。
それだけを伝え、なにか情報があったらご連絡いただくことになりました。

どれだけの時が過ぎたか忘れましたが、
ひょんなタイミングで、忘れたころに連絡をいただきました。
「丁度〜建築の関係者でないと修復できない物件があります」と。

とにかく改装前は酷かった。
壁も倒れていてガムテープで止めてるだけでとても人が住めない状態。
もう全体が倒れそうで‥‥建物自体も傾いていたり雨漏りもしていたり‥。
庭も放置されて氣が完全に淀んでいました。

一緒に現場を見に行った友、数人に「やめときなよ・・」。
なんて大反対されたのだけど、自分だけ何かわからないけど大丈夫な氣がして。

ここにする!。
そう決めたのでした。

その第一期改装工事がこちら。

京都下鴨亭改装前改装後

もう9年前、2003年の夏のこと。
この9年の間で僕自身も変化しました。

すべての良い方向へ。
来週の10月1日からの日々。

また次の章へ進みます。
何があるのか、何も分かっていないけれど。
良くなる確かな実感だけは在る。

ほんとそれだけ。