今宵は感慨一入です。

三月も本日で完了。
明日からは春の象徴、四月がはじまります。

2002年の春。
僕は東京から生まれ故郷の若狭小浜に戻って来ました。
生まれ故郷というだけで小中高と学校時代を過ごしたのは金沢の町。
いわゆる同級生の友がいない母方の実家のある正月とお盆に帰る町。
そんな位置づけの関わりが子ども時代から心の風景です。

普段とは違う非日常としての田舎の風景に癒され
大学生となって過ごした京都の町からも近いことから
愛車の単車にまたがり、海にしずむ黄昏の風景を見によくいったものです。

半年の期間限定の予定で。
経験浅い僕自身へ改装設計の依頼をしてくださったご縁で
過ごすことになった日本海側の小さな港町。

結局、半年という時が僕にとっての大きなターニングポイントとなり
価値観が根底からガラッと入れ替わった時期、
こんなにもこの町と縁が深くなるとは夢にも思っていませんでした。

あれから十年という月日がながれ
普段じっくり振り返ることもないけれど、こう改めて時を過ごしていると
いろいろなことを過去に観た映画のことのように思い出します。

僕らはあの頃描いた未来にちゃんと立っているだろうか‥?。

前を向いて
時には立ち止まって

基本的に前向きなラッキーな性格なので
どんどん進むことができるのだけど、時には立ち止まり
ゆっくり、のんびり、ものごと深く考える時も好きです。

嬉しいことも心が痛いこともあったけれど
すべての出逢いの必然にありがとうございます、の気持ちです。


この世界は、
ある信念や考え方、在り方、捉え方が現実という世界をつくり出している。
しあわせというのは環境や境遇では決まらない。
心の在り方で決まるといっても過言ではないだろう。

しあわせだから、笑っているのではなく
笑っているから、しあわせなのだ。

この十年という時を得て
学んだことは、まず自分が心からしあわせを感じること。
自分を犠牲にして他者のことを考えるのではなく
他者のことを思うためにも、まず自分がしあわせになること。

シンプルなことだ。