GW中。
ちょこちょこ足を運んでいた古民家の解体現場です。
一つ一つ寸法をおさえ、大枠の全体像を描ける資料はそろいました。
今回改めておそれいりました‥木造伝統工法の世界。
伝統的木組みの仕口・継手の美しいことやら惚れ惚れします。
新しいことがいいことだ。
変な?思い込みを世の中全体しているのかもしれない。
そう改めて思い知らされます。
古きを知り新しきを知る。
温故知新。
先人の知恵、技術に敬意を抱き、今を生きる。
かつて囲炉裏の間のあった上部吹抜けです。
網代(あじろ)組みと呼ばれている地松(地元産の松)で組まれた木組み。
すげぇ〜なぁ〜ほんと美しい。
大工の棟梁とどうやって?外すん?と。
聞いてたら「さぁ?」だって。
とか言いながら、ほいほいっと解体していく職方衆(お宮大工)。
下屋の垂木は二重垂木になっています。
微妙な屋根のライン(照り=てり)の曲線がなんとも美しい‥。
コメント
コメント一覧 (6)
ほれぼれします。
あそこまで、黒光するには・・ウン年
じっくり観てみたいですね
先人に脱帽
惚れ惚れしますよね〜♪。
これら重機で解体されそうになってたんですよ。
片方は要らない。片方は活かしたい。
両者の合意ができあがり次のあたらしい今がはじまっていく。
まだまだこちらの里にはこのくらいの古民家は転がっています。
5本組みの網代は僕もはじめてみました。
内の若狭のアトリエは3本の網代です。
それでも感動していたのですが、更にすごい!かったです。
築100年の民家なので、あれだけ黒光するのもわかります。
とにかく美しいです。
すごい!!
木組みだけになっても空間が生きてるって感じですね〜
現代の木造住宅も同じ木造なのに、比べるとどことなく無機質な感じがしますよね・・・
なんていうか。
この美しさの元になっている木のことをしっかり考えた組み方。
ほんとに昔の人は木のことをよく知ってるよね。
「伝統」
残しつつ新しい挑戦もしつつ。
すべてにバランス良く関わっていきたいです。