百々伝う「ももつたう」
百年の時を越えて今に在る姿。
生まれ故郷の若狭小浜の港に湧き出ずる水があります。
奥山に降った雨が百年かけ港のある際までやってきて湧き出ずる。

雲の城の水。
雲城水(うんじょうすい)と地元では呼ばれています。

若狭に戻るたびに、せっせと汲んでは京都下鴨亭に来てくださる
みんなのお茶の水としてお出ししていたりします。気がついた?・笑。

その水が百年前、雨となり降ったその年に建てられた大きな民家。
今朝からようやく解体工事をはじめました。

若狭古民家1

自分は一体?何者なんだ?
自分でもよく分からないことがあります、
絵を描いたり、デザインしたり、イベントしたり、建築つくったり、
旅をしたり、散歩したり、昼寝したり、笑ったり、泣いたり、怒ったり、喜んだり。

ま、どれもこれも自分なので
客観的にみててもほんとおもしろいです。
次はなにやんの?・笑。
今日は古民家の解体工事♪だよ。

今朝から大好きな古民家の解体現場に立ち会えてしあわせです。
建築をはじめたきっかけになった古民家の改装(re-novation)計画。
古いものが大好きで、ほんものの素材をつかい時とともに熟成されたこの国の伝統木造建築。
いいですね〜♪ほんと。惚れ惚れします。

若狭古民家2
若狭古民家3
若狭古民家4

どんな意味があるんだろう?この隅瓦。沖縄のシーサーのような魔除けのおまじないがきっと
かけてあるんだろうね。

若狭古民家5
若狭古民家6
若狭古民家7

釘をつかわず、抜きという楔(くさび)を打ち込み木と木の伸縮で結ばれています。
昔の人はほんと木のことを良く理解していて良く活かされていますね。
自然のままに無理がないから、家も人も心地良く空間に包容されるんだろうな。

縁側は欅(けやき)の幅広の縁板です。
家具の天板にしちゃおっかな☆。ほんものは時が経ってもより良くなって世代を越え生き続けます。

若狭古民家8
若狭古民家9

若狭古民家10
若狭古民家11

雨戸の戸袋も一体つくるのに何日かかったんだ?というくらい凝りに凝っています。
気がこもっているから、ほんと美しさを放っています。参りました・・。

朽木の桜

京都への帰る道中の鯖街道の桜です。
今がまさに満開♪。きっと今週の中には花ふぶきが舞うんだろうね。
今年密かにたのしんでいる「さくら手帳」の時をたのしみに今週もまた行ってきます。

美しい‥。
美は細部に宿る。
刹那の刻の散り際、泣きそうなくらい‥果敢なく美しい‥。