ちょっと説明不足だったかなと
なんとなく感じたので


追伸。


こう「がんばらない」という肩のちからが抜けたのは
ほんと最近のことかもしれないです。

ずっとずっと逆に「がんばってきた」

そういう自負があります。
建築という仕事、デザインという仕事をはじめて
学生時代から入れると20年という月日が経ちました。
改めて考えるとびっくりします。

勤めてた会社を辞めひとり立ちしたのが26歳の時のこと、とにかく必死でした。
実績もなにもない若者が直ぐに建築の仕事があるわけもなく。

でもラッキーなことに美大(京都精華大学美術学部)出身。
僕は絵が描けるので、それもグラフィックという仕事も同時に目指してたので
建築よりも先にそちらの仕事を沢山させていただく機会がありました。

グラフィックの仕事をさせてもらいながら
一級建築士の資格取得の勉強する時間をつくらせてもらい
なんとか28歳の時に取得。

そしてそれから1年だけ母校の大学に戻って
教授先生の助手の仕事と非常勤講師の仕事に携わった僅かな時間がありました。
でも誰かの下で働くことは僕には向いていなかったみたいです♪(やっぱり・笑)
辞表提出と共にあとさき考えず飛び出して☆
直ぐ自身の一級建築設計事務所登録をしたのが99年の時。

あれから
11年という月日が経ったんだね。

とにかく今は懐かしくて、当時、白黒つけようと教授先生に喰ってかかったこと・笑
申し訳ないやら、恥ずかしいやら、不思議な気持ちです。へへへ。

ごめんなさい。

みんなどうしてるんだろう?。
大学にいた頃のおつきあいあった人との縁も今では遠くなってしまったけど
今もずっとコケながら‥元気に楽しくやっています。


飛び出したおかげで
出逢っている多くの人たち。
そう。決断一つ一つが今につながって今をつくっているとつくづく感じます。
下鴨亭もきっとなく、地元若狭ともこんなにも深く関わることはなかったと思います。

20年という月日をがんばってきたこと。
やめずに続けて来たこと、休みなく走り続けてきたこと。

だから今がある。
それなりにようやく20年経って休めるようになりました。
それがあるから「がんばらない」そう言えるのかもしれないね。

今、がんばってる人。
ごめんなさい。
配慮が足りませんでした。

きっとある時期が来たら
「がんばらない」で良いんだ☆と、フっと抜けて
目の前に静寂の原っぱが広がる瞬間がいつか必ず来ます。

その日まで。
がんばって。