久しぶりに降った雪で朝は一面の銀世界です。雲間に見える青空が一層と清々しく空気を満たしてくれているようで何とも新鮮な気持ちになります。

美しい世界・・ほんと言葉は要りません。

今日は田んぼの日です。よい稲をつくるためによいもみを選ぶための塩水選(種もみの選別)をしました。読む名の通り塩水にもみを入れて浮かぶものと沈むものを選別します。未熟米はもみ殻と玄米の間に隙間があるので浮き上がってきます。身がしまり下に沈んだもみが種もみになるのです。もみは不耕起栽培の先輩ひびき家の保志公平さんから昨年採れたぶんから譲っていただきました。相談に乗っていただいてるこころ強い存在です。いつもありがとうございます♪。

暖かくなると樹々が芽吹き、蒼々と茂り、花を咲かせ、そして葉や実を落とす。巡りゆく季節の循環を感じるように人もその土地と共に循環していく。その循環に心から一体となれた時に、気持ちよいと思い美しいと感じるのではないだろうか…。

もしかしたら、この循環の一部になることは生きていくことのすべてではないだろうか。生きていく上で必要以上にモノもお金も情報も必要のないこともしれない。思考での駆け引きや戦略や損得では決してない、自然という大きな存在に守られていることを感じ、足ることを知る生き方、自然の流れに乗ることの大切さ。

ここの里山に立ち、風を感じることで
自身の中の太古からの封印されていた感覚が蘇って来たようです。

是非、若狭神宮寺の里山の風を感じに来られませんか。
5月23日の田植えの会までの日々、先日書かせていただいたスケジュール通り、若狭ノ田楽を開催しています。

縁 [えにし] の流れのままに
信じる未来に向かって。

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